酪王協同乳業株式会社

Q&A

お客様からよく頂くご質問をまとめました。
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ご不明な点などありましたら、まず一度ご参照ください。

牛乳に関するQ&A

牛乳類は、開封後どのくらいで消費すればよいのですか。
開封後は、賞味期限にかかわらず出来る限りお早めにお飲み下さい。
なお、1000ml容量の牛乳など一度に消費しきれない場合には、召し上がる分だけをグラスなどに注ぐようにして下さい。容器内に残った分は、速やかに10℃以下で冷蔵保存のうえ、開封日を含め概ね2~3日以内が目安となりますが、各ご家庭内の冷蔵庫内の環境(設定温度、ドアの開閉頻度、保存している食品の量など)にもよるため一概には、言えません。
時間経過とともに鮮度や風味が徐々に失われていきます。また、空気中の雑菌等によって劣化する事もあります。劣化しますと、悪臭や酸味、苦味を感じたり、分離や固形物が見られますので、その場合には、召し上がるのをおやめ下さい。開封後は、クリップなどで開封口を止めると、冷蔵庫内の臭いなどが牛乳に付きにくくなります。
酪農家限定牛乳は、生乳鮮度重視推奨商品とのことですが、詳しく教えて下さい。
鮮度重視推奨商品とは、その名の通り鮮度を重視した商品です。生乳の鮮度を大切にする理由は、健康な乳牛から搾った生乳は、やっぱりおいしい。生乳本来のおいしさは、鮮度の追及にあります。認証を受けるには、全国農協乳業協会の基準をクリアしなければなりません。
(1)生乳に関する基準
  1. 工場所在地の県内生乳が100%
  2. 直接工場に搬入すること
  3. 酪農家が毎日搾乳
(2)乳質管理に関する基準
  1. 酪農家自らの乳質管理が行われていること
(3)製造管理に関する基準
  1. HACCPに基づく管理をしている事(危害要因分析に基づく必須管理):製造時の安全管理手法
  2. 集荷した乳を翌日には製造が終了していること
牛乳パックの賞味期限表示の下段や右側に印字されている記号や数字は何ですか。
「製造ロット」と言われる製造上の管理記号です。印字されている記号や番号で充填した機械・時刻等が特定できるようになっています。なお、商品により記載箇所や記載方法が異なります。
「成分無調整」とは、どんな意味ですか。成分が調整されている牛乳もあるのでしょうか。
「成分無調整」とは、成分を調整したものではないという意味です。「牛乳」は牛の乳を殺菌して充填したものですから「種類別 牛乳」と表示されているものはすべて「成分無調整」です。当文言は法的に定められたものではなく、記載の有無や位置などは任意となっています。
なお、牛乳から乳成分の一部(水分、脂肪分、ミネラルなど)を除去したものは、成分を調整しているため、「成分無調整」とは記載できません。乳脂肪分の含有量によって「種類別 成分調整牛乳」「種類別 低脂肪牛乳」「種類別 無脂肪牛乳」と区分して表示されています。
1000ml容量の牛乳パックの胴体が膨らんで見えます。どうしてですか。
保存中に未開封の容器が胴膨れして見えることが稀にあります。内溶液の牛乳は、比重が大きく、横方向に力が働くためです。また、牛乳パックを寝かせて保存していて上部から何らかの圧力がかかった場合や、容器が湿気を吸った場合にも膨らむ事があります。開封後に風味等の異常がなければ、問題はございません。
牛乳を飲むといつもお腹がゴロゴロしたり下痢をするのですが、それはなぜでしょうか。
医学用語で“乳糖不耐症”と言い、日本人に良く見られる症状です。乳成分に含まれている乳糖は、小腸にあるラクターゼという酵素の働きで分解して吸収されますが、“乳糖不耐症”の方は、ラクターゼが僅かしかないか、働きが弱いのです。乳糖が分解・吸収されずに大腸に届くと酸やガスを発生し、多量の水分が大腸へ送られるなど腸管を刺激するため、下痢や腹痛を起こします。なお、“乳糖不耐症”の方でも、ヨーグルトやチーズ(熟成させないカッテージチーズを除く)なら大丈夫な場合もございます。ヨーグルトやチーズをつくる乳酸菌には、ラクターゼが含まれており、乳糖が分解されるからです。牛乳を温めて小分けして飲まれるか、紅茶等に入れて少しずつ飲む量を増やして飲むなどの工夫をしてみて下さい。
1歳未満の子供に牛乳を飲ませてはいけないのは、なぜですか。
牛乳と母乳は、成分が違います。牛乳には、たんぱく質やミネラルが豊富に含まれており、この量が乳児には、多すぎてしまうのです。1歳未満のお子さまは、まだ、消化機能等が未熟なので、栄養過多分を排出しきれず、体に負担がかかってしまいます。そのため、乳児には母乳または月齢に応じた育児用の調整粉乳を与えるのが適切です。
シチューやカレーの仕上げに牛乳を加えたり、牛乳に酢やレモン、炭酸を加えると固まってしまうことがあるのはなぜですか。
シチューやカレーに用いた具材(野菜やルーなど)に酸が多く含まれている場合や、酢やレモン、炭酸などの酸が、乳成分中のたんぱく質と反応し、凝固するためです。撹拌しながら少量ずつ加えていくと、比較的固まりにくいと言われております。
牛乳パックに記載されている楕円形の枠で囲まれた“公正”という表示には、どのような意味があるのですか。
“公正マーク”と呼ばれるものです。“飲用乳の表示に関する公正競争規約”に基づいて製造され、中身について正しく表示がなされた牛乳類に記載されています。牛乳・乳製品は、厚生労働省の“乳等省令”において、成分や製造方法、容器等に関する詳細が定められていますが、“公正競争規約”は、この法律を補うものとして定められた業界の自主規制です。

乳飲料に関するQ&A

「酪王ハイカフェオレ」をグラスに注いだところ、液面に白いものが浮遊しているものが見えます。これは何ですか。
白い浮遊物は、「酪王ハイカフェオレ」の原材料に使われている牛乳の乳成分(乳脂肪分)です。製造工程では、乳脂肪分の粒子を細かく粉砕して液中に分散させて浮上しないようにしています。しかし、脂肪分は、比重が小さいため、しばらく静置しておきますと、少しずつ浮上して液面で凝集するという特性があります。品質には問題ありませんので、ご安心下さい。気になる場合には、マドラーやスプーンなどで静かに撹拌しますと混ざり合って消えます。また、耐久性の別容器に移し替えて温めていただきますと消えます。
「酪王カフェオレ」のカフェイン含有量は、どのくらいですか。
約14.6mg/100mlです。したがって「酪王カフェオレ500ml」に含まれているカフェイン量は、73mg、コップ1杯分(200ml)に含まれるカフェイン量は29.2mgということになります。なお、カフェインには、気分転換できる作用のほか、眠気を取ったり利尿作用があるといわれています。ちなみにコーヒー1杯分では、120mg。紅茶60mg。ウーロン茶・煎茶で40mgとなっております。お子様の飲用については、特に制限規定はないようですが、保護者の方の判断となります。
「酪王やさしいカフェオレ」は何にやさしいのですか。
酪王カフェオレに比べてカフェインレスタイプで、カフェインが100mlあたり0.6mgと極めて少なめなので、子供や妊婦、女性、シニアの方に優しく、ミルクたっぷり仕立なので体に優しいというイメージで名付けられています。
カフェインレスコーヒーとはなんですか。
全日本コーヒー公正取引協議会の規約に、「カフェインを90%以上除去したコーヒーにあっては、カフェインレスコーヒー、カフェインフリーコーヒー、デカフェネィテッドコーヒーと表示する。」とあるため、コーヒー豆からカフェインを90%以上除去したコーヒーをカフェインレスコーヒーと呼んでいます。100ml中のカフェイン含有量が1mg未満のものを指す場合が多いようです。もともとカフェインが全く含まれていないものは、ノンカフェインとしています。

発酵乳に関するQ&A

11/19-B1乳酸菌とは、どのような乳酸菌ですか。
11/19-B1(イチイチイチキュービーワン)乳酸菌とは、東京大学薬学部の関水教授(当時)が発見した、自然免疫活性化能の非常に高い乳酸菌のことです。
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N-1乳酸菌とは、どのような乳酸菌ですか。
N-1乳酸菌とは、細野明義信州大学名誉教授と全国農協乳業協会の共同研究から作られたプロバイオティクスの乳酸菌です。プロバイオティクスとは、生きたまま腸に届き体に良い作用をもたらす乳酸菌のことです。